採血を行い、男性ホルモン値を測定、そのうえで男性ホルモン補充を行います。注射による補充療法を行うと、一度の投与で効果が一定期間持続するのが特徴です。
また、更年期障害は生活習慣病から引き起こされることもあるため、合わせて内科診療も行います。特に、糖尿病や高血圧などの治療を合わせて行うことで、更年期障害の症状は改善されることがあります。
治療期間の目安は、大体2ヶ月~1、2年を見ていただいています。更年期障害には良い時もあれば悪い時もあり、その症状が落ち着くには大体これくらいの期間がかかるからです。
治療に関しては焦らず、ゆったりとした気持ちで臨んでいただき、仮に症状が悪い時であっても、「そういう時もある」と受け止めていただければと思います。